天井の電気コード、ネズミがかじるのは出入り口の目印に | 最後の悪あがき

天井の電気コード、ネズミがかじるのは出入り口の目印に

天井の電気コード、ネズミがかじるのは出入り口の目印に (朝日新聞) - goo ニュース

 住宅にすみついているネズミは、天井穴付近の電気コードを出入り口の目印としてかじっている――。名古屋市消防局の職員が、ネズミを捕獲して行った実験でこんな結果が得られた。これまでにネズミが原因とみられる火災があっても、行動との因果関係を示す資料がなかったことが実験を思い立ったきっかけ。同市消防局は、「この結果を火災原因の検証や防火に生かすことができれば」と期待している。

 総務省などによると、ネズミが原因とみられる火災は、東京都内では95~03年に112件発生。大阪市は同期間で7件、名古屋市は99~04年に6件起きている。ネズミが電気コードをかじったことが火災につながった例が目立つという。

都市部で、厄介者のクマネズミ、元々、森林などの木の上を生息地としていため、ビルの中の屋根裏などでも平気で入り込み、神出鬼没で手に負えないとか。