キスの日 | 最後の悪あがき

キスの日

1946(昭和21)年、日本で初めてキスシーンが登場する映画である、佐々木康監督の『はたちの青春』が封切りされた。

当時、映画製作もGHQの検閲下にあり、民間情報教育局(CIE)のコンデが、完成した脚本がその前に見せられたものと違うことを指摘した上、接吻場面を入れることを要求した。

主演の大坂史郎と幾野道子がほんのわずか唇をあわせただけだったが、それでも話題を呼び、映画館は連日満員になった。

今日は何の日~毎日が記念日~
日本映画にキスシーンがないのは不自然ということで、GHQがキスシーンを入れさせたそうだけど、そんな事まで干渉されていたんですね。